一貫性をもつ〜犬と私296〜
長男が3歳のころ
お店のエレベーターのボタンを押すことに
とてもハマっていました。
何度も乗りたがって、買い物どころではなく
困ったことを覚えています。
ある時、買い物に行く前に約束をしました。
「今日は1回はエレベーターに乗れるけど
その後はお買い物があるから乗れないよ。
もし、何回も乗りたい!と騒いだらすぐに帰るからね。」
そしていざお買い物へ。
もちろん、1回乗っただけでは飽き足らず
また乗りたい!と騒ぎはじめました。
その時、私はどうしたのか?
長男を抱えて、すぐに車へ戻り帰宅しました。
その時は大泣きをしていましたが、
その日からエレベーターに乗りたいと
騒ぐことはなくなりました。
今日はこれで最後ね、が守れるように。
この事は、犬のしつけでも同じです。
ルールを決めたら、飼い主さんが
それを犬に守ってもらえるように
対応していきます。
今日は急いでるからいいや、と
その時々で対応が違ってしまうと
犬の適切な学習も進みません。
私も本当は買い物をしたかったのですが
約束したことを守って実際に帰ったことが
長男へのとても重要なメッセージになりました。
行動で示すことは犬にはもっと重要です。
(言葉で説明しても伝わりません)
「飛びついていたら、お散歩に行けないよ」
と言うより、
落ち着くのを待ってリードをつけてあげる方が
飼い主さんのメッセージは伝わります。
私もちょうど次男にしたらいけない事、
どうすればいいのか?を
繰り返し伝えている時期です。
何回伝えたら、できるようになるのか?
本人の成長を待つ必要もありますが
繰り返し同じメッセージを伝えることが
何より大切だと思います。