ワンちゃんの爪切り、難しい、怖いという飼い主さんのお声をよく聞きます。
血管、神経が通っている爪で、さらに黒い爪の子はどこまで切ってもいいのか分かりにくいものです。
万が一、切り過ぎてしまうと出血し、もちろん痛みを与えてしまうので、その後のお手入れが受け入れがたくなる場合もあります。
爪切りはトリミングサロン、動物病院でもお願いできますので、実際の爪切りは月に1回、プロにお任せをして、お家では爪切りの練習(切る真似だけ)をおすすめします。
爪を切る時には、足を持つ、足先に触れる、指を1本握る、パチン!と切る音がするなど、いくつもの刺激があります。
まずは足に触れるところから、少しずつお家で練習していきましょう。
嫌がるのを無理強いして慣らそうとする、抵抗しないようにする、のではなく・・・
別に大したことではないと、平気になってもらえるように練習します。
普段から身体に触られ慣れていることも大切です。
触れられることに敏感かもしれない・・・と思ったら、余計に練習が必要です(嫌がらない範囲で少しずつ進めます)
お手入れや診察、病気の予防や治療にも、必要があって身体に触れる場面が一生続きます。
ずっと続くことなのに、毎回苦手ではワンちゃんの負担も大きくなりますので、少しでも苦手度が和らぐ取り組みをしていきましょう。