子犬の抱っこお散歩中や、お散歩に行けるようになってからも、社会化(慣れてもらう)ために、オヤツをあげることを推奨しています。
慣れてもらう=その刺激に恐怖や不安を抱かずに平常心でいられるようにすること、です。
特別視せずに、当たり前に存在するものとしてスルーできるようになるイメージ。
社会化ができておらず、ドキドキするものが多ければ、生きていくのが大変です。
ではオヤツはどのタイミングであげるのでしょうか?
刺激となるもの(車、バイク、自転車、人、他犬、猫、鳥、あらゆる音)にワンちゃんが気づいたら、すぐにです。
車を見ながらオヤツを食べる。
鳥が飛んでいくのを見ながらオヤツを食べる。
怖くて吠えてしまって、宥めるために使うのではありません。
先手を打って、見えている、聞こえている、嗅いでいる刺激に良いイメージをもってもらえるように食べ物をあげています。
ワンちゃんが、おや?と気にした時点でオヤツを取り出してあげられるといいですね。
また大丈夫そうな刺激に、いつまでもオヤツをあげる必要はありません。
しかし最初のうちは見るもの聞くもの全てがはじめてで、これからその刺激にどう意味をつけるのか?が決まってきますので、細かく丁寧に刺激を紹介していく気持ちで、おやつをあげましょう。
バイクの音、飛行機の音、遠くの救急車の音…なかなかに忙しいですが、子犬の何かな?という思いに気づいてあげたいですね。