叱らないしつけを推奨しています。
それはワンちゃんの心身が痛むことなく健やかに育ってほしいという思いだけでなく、
【相手が誰であってもコミュニケーションが上手くいく】ようにするためという目的もあります。
叱った方が上手くいくように思えても、実際の生活では犬を叱れない人、叱らない対応をする人と接する方が多いからです。
犬を叱れない人は家族の中のお子さんであったり、来客や街ですれ違う人、動物病院やトリミングサロンで会う人も叱る対応をする方はほぼいないはずです。
そのような時に、叱る人、叱らない人の区別をワンちゃんは簡単にします。
叱る人がいる時の行動と、いない時の行動も変わってきます。
本当は叱られるからお利口さんにするのではなく、叱る叱られない関係なく、マナーとしてお利口さんにしてくれた方が相手が誰であってもどこであっても通用します。
叱ることの効果があったように見えても、デメリットもたくさんありますので、お子さんでもできるような叱らない方法でマナーを楽しく教えてあげてほしいと思います。