成犬でも子犬のように無邪気にふるまう様子を見せる時があります。
これもカーミングシグナルの1つです。
たとえば、初めての場所で初めての人に出会った時。
子犬のようにじゃれて、全身をくねくね、無邪気な様子を見せることがあります。
これは不安や恐怖心を紛らわし、相手に敵対心がないことを示す仕草です。
言葉をつけるとしたら、「可愛いでしょう!優しくしてね!」みたいな感じでしょうか。
また、相手が興奮しているようなら「落ち着いてね!怒らないでね!」かもしれません。
か弱い子犬のように見せて、友好的であることを示しています。
時々、一番お世話をするママが帰ってきたときはあっさりしているのに、普段お世話をしないパパが帰ってきたときにはお出迎えしてくねくねしている・・・と言われることがあります。
パパが好きで大喜びしていることもありますが、中にはパパに不安を感じて行っているカーミングシグナルである場合も多いのです。