昔はよく甘噛みのうちになんとかしないと(厳しくしつけないと)本気噛みになるよ!と言われていました。
なんとかしようと拳を口に突っ込んだり、マズルを掴んだりして頑張って叱っていて、余計に噛まれるようになった飼い主さんも多いです。
甘噛みは遊びやコミュニケーションであり、本気噛みは攻撃や自分を守るための行動です。
同じ噛むでも理由が全く違います。
子犬のころの甘噛みは、飼い主さんがおもちゃを使って一緒に遊んであげて十分に発散させてあげましょう。
ヒートアップしてきて、人の手足を狙い始めたら遊びを一旦中止して落ち着いたらまた遊びの再開です。
人が手を使うように、犬は口を使います。
甘噛みを禁止するのではなく、噛んでいいものでルールの中で楽しく噛ませてあげましょう。
パペットを手にはめて遊んであげるのがおすすめです。