子犬に社会化が必要なことはよく知られるようになりました。
一方で成犬になっても社会化の継続が重要なことは、あまり意識されていないようです。
社会化は一生であり、その方法はポジティブな体験になるように設定してあげることが大切です。
犬社会のことだからと、犬同士の付き合いを犬だけに任せてしまっては、無用なトラブル、やられる側の子の犬嫌いが増えるだけです。
不安や恐怖を感じて、飼い主さんの後ろに隠れるなら、隠れさせてあげましょう。
相手が嫌がっているのにしつこくしてしまう側であるなら、それを止めたり、その場を一度離れることも必要です。
双方にとって良い体験になるように。
配慮なくただ会わせるだけ、経験させるだけの社会化は逆効果にもなり得ます。