思春期のお悩み〜犬と私347〜
人と同じように犬にも思春期はあります。
個体差がありますが、生後７ヶ月ごろから
はじまる思春期は意外と長くて
２歳半〜３歳くらいまで続きます。
この事を知っておくだけでも、
【思春期だからいろいろある】という
予測と覚悟ができるかと思います。
男の子のワンちゃんなら、
私は中学生男子だと思ってくださいね
と言うときがあります。
（女の子なら中学生女子です）
ちょっと荒れている、ツンツンしている
中学生を想像してみてください。
犬もホルモンにより、そのように不安定で
怯えやすかったり、過敏だったり
他者と張り合う気持ちが出て、
偉そうに振る舞ったり…所謂、強がり（笑）
このような状態の時に、真正面から
戦うような張り合う態度を取ってしまっては
余計に態度が悪くなる、関係も悪くなることが想像できます。
はいはい、とでも言うように大らかに見守る
流して大袈裟にとらない。
でも基本的なトレーニングは続ける。
このような対応が良いですね。
叱らず騒がず慌てず。
でも、これまで通りの暮らしのルールは守ってもらう。
荒れているからといって、好き勝手を許すわけではない。
この辺りのバランスやニュアンスは、
思春期のお子さんがいた方には
よく分かると思います。
思春期の時期は、大変なときもありますが
子犬のやんちゃな時と同じで一時的です。
人が安定した態度で接して、
犬が成熟できるように
紳士淑女のようになれるよう
育て導きましょう！
