犬付き合いの成長〜犬と私387〜

犬付き合いの成長〜犬と私387〜

子犬から思春期へと成長し、さらに成犬、老犬へと経験を重ねていくに従って犬同士の付き合い方にも変化が見られます。

子犬のころ

あらゆるものに興味津々で、パピーライセンス(私は子犬です!お手柔らかにの匂い)も持っているため、犬同士の交流で不躾な態度をとっても許されることが多いです。

真正面から突っ込んでいくような、ハイテンションな交流もよく見られます。もちろん、少し怖がりさんで様子見をする子もいますが、この時期は何にでも早く慣れやすいので、社会化をスタートするにはぴったりの時期です。

思春期のころ

生後7ヶ月から思春期と言われますが、もう少し早くから様子が変わってくる子も多いです。

好奇心だけで動いていた子犬時代と違って、警戒心が先に出てくるようになります。

パピーライセンスも切れて、そろそろ大人犬と同じ扱いをされますので、不躾な態度は叱られたりします。

また、男の子の場合は、相手が女の子ならしつこく追いかけ回したり、相手が男の子なら強気で迫っていったりしてトラブルになりやすい時期です。

飼い主さんがしっかり介入して、安全で落ち着いた交流になるように管理したいです。

3歳以降の大人犬

身も心も成熟するの3歳以降です。

この頃になると、今までは張り合っていた男の子同士でもスルーできたり、女の子にしつこくしない紳士的な態度を取れるようになってきます※(※そうなるには、それまでの交流での適切な経験が大切です)

まだ他犬を見ると吠える突進するなどの問題がある場合も、根気よく教えてあげることで、改善できますから諦めないことが大切です。

シニア期

老犬になってくると、俊敏に動けなかったり、若い子の騒がしさが鬱陶しく感じて、怒りっぽくなる子も出てきます。

無理にエネルギーが溢れている若い子と交流させずに、その子のペースで静かに交流できる相手が見つかるといいですね。

特に何もしていなくても、若い子たちが一目置いているような様子が見られる時もあります。

体力は衰えても、その佇まいで成熟した犬とは何たるかを示してくれているようにも感じます。

番外編

思春期の男の子が、男の子同士だとピリピリしていても、相手が女の子の場合は何をされても怒らない、女の子から強くあたられてもなんだか嬉しそう…そんな様子が見られます。

まさに、可愛い女の子にもう!と軽く叩かれても、嬉しそうにしている中学生男子と同じ!

わざとちょっかいをかけて、構ってもらいたい男の子心が見えます。

健気で分かりやすい男の子、可愛いですね。

みなさんのワンちゃんはどの時期でしょうか?成長の変化に合わせて、人も対応してあげたいですね。

 

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