しっぽの森での活動開始〜犬と私348〜
11月11日
ワンワンワンワン、犬の日?
何かを始めるのに良い日とも言われている今日。
さぬき動物愛護センター、通称しっぽの森で
ボランティアサポーターとしての活動を開始しました。
成犬の怖がりさん、人に慣れること
場所に慣れることが難しい子たち。
子犬は希望者が多いそうですが
成犬はなかなか里親さんが見つからず
何年もしっぽの森にいる子もいます。
優しいスタッフの方には慣れてきた子も
初めましての人にはまだまだ難しい。
そんな中で、ボランティアさんによる
社会化補助の活動が始まりました。
比較的、人慣れしていてフレンドリーな子とは
一緒にドッグランでお散歩をして
コミュニケーションを取ります。
私が姿を見せるだけで
不安そうな目で見る子には
無理に犬舎から出さずに、犬舎越しに
「何もしないよ」を伝えるための交流を。
何セッションかするうちに
私を見る不安そうな目が
少し興味を持った目に変わってくれた子
犬舎の奥からこちらへと歩み寄ってきてくれた子
など、小さな変化ですが
確かな一歩を見せてくれました。
ややもすると社会化は、どんどん慣らしたい
刺激に触れさせて、オヤツをあげていれば
慣れてくれると思われれがちですが
その方法では、余計に悪化することもあります。
一頭一頭、その子に合わせてプログラムを
考えて実践していく。
今後も月に2回程度の訪問になりますが
お手伝いできればと思います。
いつかの記事に書いた気がしますが
私がこの世界に入ったきっかけの1つに
不幸な動物を減らしたいという思いがありました。
今までは、飼い主さんに犬について
しつけについてを伝えることで
人も犬もお互いに幸せに暮らすご家庭を増やす。
それが捨てられる犬を減らすことや
お互いに不幸になることを減らすこと
にも繋がると思ってお仕事をしてきました。
そこにプラスして、直接、愛護センターの
活動に関われるようになったことは
私の原点回帰のようで、なんだか感慨深い1日でした。