犬と私 115 別れと向き合う
先日、思い立ったようにあおちゃんの使っていた物の片付けをしました。
昨年の5月、辛い闘病を終えて亡くなったあおちゃん。
食べていたフードやオヤツ、オムツなど、使えそうな物はすぐにもらって頂いたのですが、そのままにしていた物もたくさんありました。
なぜか片付ける気になれず、1年2ヶ月放置していた物たち。
一つ一つ手にとって、まだ使える物は洗って乾かし、捨てるものは分別して袋に入れました。
一番捨てるのに手が止まったのは、ハーネスです。
残された物でよく身につけていたのがハーネスなので、これは見るだけで感傷的にさせます。
ブラシに残ったあおちゃんの毛。
ブラシごと、思い切って処分。
こちらも見た時にドキッとしました。
大切な家族との別れは、とても辛く、それを乗り越える方法は一つではありません。
そもそも乗り越えなくても良いくらいに思って、悲しい時には泣き、写真やビデオを見る勇気が出たら見て、笑ったりまた泣いたり。
そうやって時間が経って、それでも思い出すと胸が痛む時もありますが、それだけでなく楽しかったり愛おしかったことも思い出せたりして。
そうして、亡くなった子だけでなく、今近くにいてくれる人や動物たちに、改めて感謝の気持ちが沸いてきたりして、
本当に亡くなっても、いつまでも教わることが多いなと思います。
ポッちゃんのことで母のことも心配して頂いていますが、母も片付けを通じて気持ちの整理を行っているようです。
気にかけて下さる皆様、いつもありがとうございます!