犬と私 105 祝!お誕生日
5月27日はポッちゃんの23歳のお誕生日でした。
寝たきりになってからは、少しずつ弱ってきていましたので、喜びもひとしおです。
最近、ちょっと調子が良い日が続いていて、動かなくなっていた前足を動かして、回転移動していたり、食欲も少し戻っています。
母1人の介護生活でしたが、早朝に起きる父が、体位変換と水をあげる役をしてくれるようになりました。(我が家では大進歩!)
幸か不幸か、完全に寝たきりになってしまってから、触れるようになった父です。
(しかし、ここ最近の調子の良さで前足が動くので、また引っかかれそうな感じになってきているようです)
次男君の小さくなった服を枕として愛用中。
ポッちゃんは、私がまだ尼崎に住んでいる時に、リングとのお散歩中に出会いました。
電柱の横にあったビールの箱の中に、まだ目の開かない子猫が2匹。
カイロが入れてあって、箱には誰か助けてください。カイロを替えてあげてください。と書いてありました。
ポッちゃんより小さく弱っていたもう1匹のミルクちゃんは、翌朝亡くなってしまいましたが、その子の分も生きるんだよ、と言い続けてきたおかげか、長生きできたポッちゃんです。
私はポッちゃんが家に来るまで、猫を触ったこともなく、どちらかと言うと苦手でした。
子猫が1歳になるくらいまでは、本当にやんちゃなのですね。
引っ掻き傷が絶えず、痛いくらいの甘噛みも激しく(猫も噛むんだとびっくり)、カーテンも登り、部屋を歩くと背後から狙われ…
それでも1歳を過ぎた頃から、急に落ち着いてきて、遊びに誘ったら少し乗ってくれるくらいのクールな子に成長しました。
2匹目の猫のミンちゃんは、うち来たのが3ヶ月目くらいで、それまでに親猫や兄弟猫と暮らしていた為か、爪を立てたり噛むこともほとんどなくて、とても育てやすかったです。
小さな頃に同族と暮らし、ルールを学ぶことは本当に大切ですね。
遊んで欲しいミンちゃんに慣れるのに、しばらく時間がかかったポッちゃんです。
ミンちゃんが来て、初めて自分以外の猫を見た訳ですから、どう思っているのだろうね?
人が育てたので、自分が猫と思っていないかもね?なんて、当時はあれこれ家族で話したのを覚えています。
何はともあれ、ポッちゃんをきっかけに猫好きになり、今に至ります。
ポッちゃん、おめでとう!
ポッちゃん、ありがとう!
これからも少しでも不快が少なく、快適に過ごせるように願っています。