イヤイヤ期から考える犬育て〜犬と私225〜
先日、友人から私の下の子について
2歳でイヤイヤ期だから大変じゃない?
と質問されました。
たしかにイヤイヤ期なのですが、
そこまで大変だとは思っていません。
改めて聞かれて、なぜだろう?と考えたことが
犬育てにも通じると思いますので、ご紹介しますね。
イヤイヤ期って大変?
そもそも何でイヤイヤ言うのか?
子どものイヤイヤ期、我が子も三人三様でしたが
イヤイヤ言うのにはその子なりの理由があると考えています。
(理由もなく全てがイヤ!と答えている時もあるようですが、そのパターンは眠いか体調が悪いことが多かったです)
危ないこと、人に迷惑をかけることでなければ
わりと自由にしてもらっていますので
やりたい事を止められてイヤイヤとなる
回数が少ないのはあると思います。
また3人目となると、経験から前もって
予測して対策をしていますので
イヤイヤになりにくいのだと思います。
さらに、3人目ということは両親だけでなく
兄や姉がいるということで、対応する人数が
増えているのも大きな理由です。
ママがだめでもお姉ちゃんならいける。
お姉ちゃんがだめでも、お兄ちゃんが上手く
気を逸らしてくれた!など、人の数だけ
イヤイヤが落ち着く可能性が増えます。
まさに大家族は強し!
昔ながらの祖父母やご近所さんもみんなが
子どもを見てくれる中での子育ては
物理的だけでなく、精神的にも大きく
助けられただろうなと思います。
犬育てで疲れきってしまわない為には?
やはり人に助けてもらうことです。
飼い主さんだけ、家族の中でも1人だけが
犬育てをしていると疲れてしまう時があります。
いくら可愛くても愚痴の一つもこぼしたくなる
ような事が起こるのは当たり前です。
信頼できる人に話を聞いてもらったり
プロに助けを求めることも時には必要です。
子どもを保育園に預けたり、ベビーシッター
さんに見てもらったりしているように、
犬も幼稚園に預けたり、ホテルの一時預かりを
利用したり、ペットシッターさんに来てもらってもいいですね。
急に家を空けないといけなくなって、お世話を
誰かにお願いしないといけない時が来るかもしれません。
その練習だと思って、お願いしてみるのも良さそうですね。
大らかになること
人は期待どおりに相手が行動してくれないと
怒りを感じることがあります。
勝手に期待して、勝手に落胆して怒るなんて
酷い話ですが、意外とやってしまう時があります。
犬相手にも、犬と暮らしたら癒される
楽しい暮らしが待っている
そんな風に期待するのがだめとは言いませんが
期待どおりでなくても、
まぁいっか!うちの子はうちの子だし。
と大らかに受け止められるといいのかもしれませんね。
まずはありのままを受け入れた上で
そのままでいい!となるか、教えてあげよう!
一緒に練習してみよう!となるかは
出来事によって違いますが
どのような形でも、前向きな気持ちで
落とし所を決められるといいですね。
こうじゃなきゃいけない。
こうあらねばならない。
と考えているうちは、相手も自分も苦しいです。
子育ても犬育ても、一見立場が上になりがちな
親や飼い主の方が、実は教わることがいっぱいですね。