やさしいコミュニケーション〜犬と私321〜
犬同士のコミュニケーションを取る様子を
観察すると、私たちが言葉を駆使して会話するように
犬たちもボディランゲージを駆使して
(時々は声も使って)会話しています。
犬は平和的な動物だと言われています。
余計な争いを避ける、戦いを好まないので
相手とトラブルにならないための
ボディランゲージが発達しています。
例えば、敵意はないよ、
できれば仲良くしたいな…という時には
下記のような動きが見られます。
顔を背ける
地面のにおいを嗅ぐ
舌をペロッと出す
伏せる
その場を離れる
おしっこをする
↑これらの動きが短い時間で流れるように行われます。
もちろん相手もボディランゲージを出して
いますので…
犬A(黒字)、犬B(赤字)
お互いに近づいてから…
顔を背ける
目を逸らす
地面のにおいを嗅ぐ
相手を見ている
舌をペロッと出す
おすわりする
伏せる
伏せる
その場を離れる
後をついて行く
おしっこをする
近くで眺めている
お互いに再度近づく…
といったように、互いの動きを受けて
刻一刻と変化しています。
上のパターンでは、とても穏やかな
コミュニケーションが続いていて
何度も近づいたり離れたりを繰り返しながら
遊びたいな…という互いの気持ちが見えました。
このようなボディランゲージを
犬は人にも出しています。
飼い主さんに対しても、実はとてもお喋りで
たくさん気持ちを伝えてくれています。
ボディランゲージについて学んで
うちの子の気持ちをもっと分かってあげたいですね!