犬との遊び方のコツ〜犬と私349〜
レッスンで、私とワンちゃんが遊ぶところを見て
こんなにうちの子が遊ぶなんて!と
驚いたり喜んだりしていただけることがあります。
遊びは狩りの練習を兼ねている。
遊びは狩りの擬似体験である。
そんな風に考えると、どう遊んであげたら
盛り上がるのか?ポイントが見えてきます。
要はおもちゃの動かし方を
一定ではなく不規則にして
まるで生きているかのように
ちょこまかと動く。
犬から逃げるように動いたり、
物陰に隠れたかと思ったらチラチラ見える。
これはネズミなどの小動物をイメージして動かします。
はたまた、ぬいぐるみが飛びかかるようにして
犬の背中に乗ったり、追いかけているかと思ったら
立場が逆転して、犬がぬいぐるみに
覆い被さったり、追いかけたり。
これは、犬同士の遊びをイメージして動かします。
犬と一対一ではなく、人が2人3人といるなら
また違う遊びもできます。
犬を真ん中にして人が部屋の端と端に立ちます。
人は、お互いに犬に取られないように
素早くおもちゃやボールを転がし合います。
人と人の間を行き交うボールに、
犬は大喜びでキャッチしようとしますが
人の方も取られないように、フェイントを
かけたりしながら、素早く向こうにパスを出します。
とても盛り上がるので、お子さんもぜひ
一緒に遊んでみてください。
このように、思いっきり遊べると
犬の本能的な欲求も満たしてあげられますね。
そうすると、甘噛みやイタズラといった
困る行動で発散する必要もなくなります。
子犬からシニアまで、遊び方や遊ぶペースは
違ってもみんな遊びは大好きです。
シニアの子にとっての遊びは良い刺激になり
脳トレ、筋力低下の防止、動くことで血流改善
など楽しい以外の効果もあります。
最後に、もう一つのコツを。
それは、人も思いっきり楽しむことです。
うちの子を楽しませる名人になりましょう!