老犬との暮らし~犬と私951~
老犬との暮らしは、やんちゃな子犬時代が懐かしいほど、穏やかで愛しいものです。
以前のように走り回ったり、遊んだりすることが少なくなり、様々な衰えを目の当たりにして寂しく感じることもあるかもしれません。
しかし、できなくなったことばかりにフォーカスせずに、できること、楽しめることにフォーカスしていきたいですね。
病気があってもなくても、身体の機能の衰えから、生活スタイルが変わったり、介護も必要になってきます。
不安からよく鳴く、お留守番が苦手になる、昼夜逆転する、足腰が弱って歩行の介助がいる、トイレの回数が増えたり失敗するなど行動にも変化が現れてきます。
また病気の治療方針、介護や看取りをする日々の中、最後を迎えるその日まで、飼い主さんは答えの出ない選択が繰り返されます。
何を選んだとしても、大切な家族だからこそ悩みも迷いも後悔も残ってしまうと思います。
それでも精一杯、一緒に過ごしお世話をするだけ・・・ですね。