叱らないしつけの意味するところ

おはようございます。

今日から仕事始めの方も多いようですね。

近くの神社ではお詣りの行列ができていました。

我が家は朝から子どもの宿題(作文)に格闘しています。

自分ができたり、当たり前と思っている感覚も、子ども相手には伝わりませんので、その伝え方に試行錯誤です。

子どもに限らず、人に伝えるのは難しいですね。

同じ言葉を使っていても、実はその言葉の定義がそれぞれに違っていることもあります。

そうすると、同じ言葉が違う意味としてそれぞれの頭にあるので、話を進めても噛み合わない、または誤解したまま終わってしまいます。

一つ一つを丁寧に擦り合わすことができれば良いのですが、日常でそれをするのは難しいことです。

しかし、大切なことについては、そのまま聞き流してしまうことなく、丁寧に意味の確認をしていきたいです。

犬のしつけでも「叱らないしつけ」という言葉をよく耳にするようになりましたが、一人一人でその意味する所は違うのかもしれません。

私の「叱らない」の定義は、日本行動分析学会の体罰に反対する声明文にもあるように、身体的だけでなく精神的な苦痛も与えないということです。

私たちは、行動分析学や関連諸領域の研究成果から、主に次の3つの理由により体罰に反対します。

まず、「体罰」が本来の目的である効果的な学習を促進することは ありません。

次に、情動的反応や攻撃行動、その他の多様な問題行動などが生じると いう副次的な作用が生じます。

そして、「体罰」に頼ることなく学習をより効果的に進める方法が存在します。

日本行動分析学会 体罰に反対する声明より

体罰は可哀想という理由だけではなく、体罰をすることで新たな問題が出てくる可能性もあります。

ましてや、そもそも体罰に頼らなくても学習できます。

体罰を使わないことが、当たり前になることを願って、この声明文はご紹介し続けていきたいと思います。

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