いいこね!と覆いかぶさるように近づいて撫でてあげようとしたり、撫でていると、ワンちゃんは顔の向きを変えることはありませんか?
はじめはこちらを見ていたはずなのに、横を向いていたり、目いっぱい振り返って後ろを向こうとしていたり。
顔の向きを変えるというのもカーミングシグナルの1つです。
お散歩で犬同士が出会った時に、お互いに顔をそむけて、敵意がないことを伝えるために使うこともあります。
またスマホのカメラを向けると、顔を横に向けて不快感を伝えるワンちゃんも多いです。
もし犬に近づくときに、顔が横を向いたのなら、近づき方を変えてみましょう。
知らないワンちゃんなら、それ以上近づかずに立ち止まって、向こうから近寄ってきてくれるのを待つのもいいですね。
いいこね!と褒めているつもりで、ヨシヨシ撫でていたのに、ワンちゃんは横を向いているのであれば、褒められて嬉しいと感じるより、居心地の悪さを感じているのかもしれません。
覆いかぶさられるのが苦手なのか、触る場所、触り方、声の大きさやトーン。
何かを変えることでワンちゃんも落ち着いて、安心して褒められることを受け入れられます。
観察しながら接するようにしてみましょう。