犬と私 03 忘れたくないこと

犬と私 03 忘れたくないこと

犬と暮らして、たくさんの喜びがありましたが、その中でも忘れたくないなと思うことがあります。

初めて家に迎えた時。

箱を開けると飛び出してきて、まっすぐ私に飛びついてきたあの瞬間。

お散歩帰りの日課でカバンを咥えて、足取りもルンルンで歩く姿。

お散歩中に声をかけると嬉しそうに回転した日々。

二度と会えなくなった今、思い出すと寂しさも感じますが、心が温かくもなります。

犬が犬らしく、うちの子がうちの子らしく、幸せに暮らせる。

それを近くで見守りながら、一緒に楽しめる期間はとても短いです。

後悔があっても、それを悔やむばかりでなく、これからに活かせるように。

いつかまた犬と暮らせる日を楽しみにしながら、そんなことを考えています。

犬が犬らしくってなに?と思われた方にオススメしたい本。

犬だけでなく、猫、牛、馬…と他の動物についても書かれていますが、どの章も新しい発見があって面白いです。

動物から好かれる人には、無意識にでもこんな視点があるのかもしれません。

自分が相手を好きな気持ちを、自分視点や想像だけで表現すると、時に相手には迷惑になっているのは、人間関係にもよくあります。

ましてや、種が違うのだから、犬を知ろうとする気持ちや努力は怠りたくないなと思います。

 

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