子犬や若い犬はエネルギーを持て余しやすく、運動、遊び、コミュニケーションなどが十分でないと問題行動が現れやすいです。
一方でシニア期(7歳以降)に入り、以前より寝ることが多くなった。
お散歩で疲れやすくなった、おもちゃで遊ばなくなったなど、老犬になったな・・・
と思われるワンちゃんたちは大人しいので、若い頃のように積極的に関わったり、遊びやトレーニングを提供しようという考えは減ってきやすいです。
しかし活動している時間が減って、加齢による機能の衰えがあったとしても、変わらず生活の楽しみ、刺激、充実することは必要です。
疲れやすいので1回は短時間で終わるなど、配慮は必要ですが、老犬にもぜひ飼い主さんとの楽しい遊び、お散歩、お出かけ、新しいものに出会う機会を作ってあげてほしいと思います。
日々の小さな楽しみは、ワンちゃんの脳に刺激を与えてくれ、心身の健康にも大いに役立ちます。