罰(リードショック、叱責、体罰など)を使わなくても、しつけやトレーニングはできます。
また罰を使っても、学んでほしいことを学習できる効果はないと判明しています。
罰を使うことで罰を与える人への不信感が高まり、その時の状況、目にしたものも関連付けて警戒する対象になります。
例えば、お散歩中のリードショックにより、目にした通りすがりの人や犬、車が苦手になったり、リードをつけるだけで緊張するようになったり。
痛い目にあったら、似たような状況を警戒して避けたり、身を守るために先手を打って対応することになるものです。
罰を使わず、望ましい行動を犬が選択できるようにサポートしましょう。
そして、望ましい行動をしてくれた時にしっかり褒めて「それだよ!」ということを伝えます。
そうすることで、叱られず安心できる環境で、分かりやすく学習できます。