いい子に育てるコツ〜犬と私417〜
先日、とってもお利口さんだったワンちゃんがいました。
その子を見て、本当にいい子ですね!上手に育てられていますね。と飼い主さんにお伝えしたところ、まさに【いい子に育てるコツ】のようなお話をして下さいました。
そのコツとは、小さな頃からずっと、いいこね、かわいいね、で育ててきたこと。
他の家族からはどこがいい子なの?(特別何かできる訳ではない)と言われたとしても、いいこ、いいこで育てたそうです。
これを聞いて、とても大切なことが詰まっているなと思いました。
まず、何か特別なことができなくても、存在がいい子で可愛いと、心から思えて伝えてあげられることが素晴らしいです。
子どもに対しても同じですが、何かができたからすごい!いい子!ではなくて、たとえ何もできなくてもいい子!です。
それに何もできないと思っていても、本当はできていることはたくさんあります。当たり前なことでも、いい子なので褒めポイントなのです。
条件つきの愛ではなく、存在自体が可愛いと思える ”無条件の愛” がポイントですね。
それをベースに育てられていると、成長の過程で出てくる問題に対しても、追い詰めたり、戦うことも起こりにくいかと思います。
それこそが、問題が拗れてしまわない対応でもあります。
できない事、問題ばかりを指摘されて育つと、自信のなさや、聞く耳を持たないことに繋がりやすいです。
本人(犬)の自信を育てたり、周りの声に聞く耳を持つようになってくれる為にも、常にいい子!可愛い!というスタンスから始めましょう。