2頭目を迎えるタイミング〜犬と私894〜
多頭飼いの方も多いですが、いつ新しい家族を迎えるか?
そのタイミングのご相談も多いです。
出会いはご縁ですから、計画通りにいかないこともありますが、ここでは計画してお迎えするなら先住犬が何歳のころがいいのか?飼い主さんの状況なども考えてみます。
3歳から5歳差
先住犬が3〜5歳のときに、新しい子を迎えるとしたら、思春期も過ぎて成犬の落ち着きも出ている頃です。
そして、飼い主さんとの生活リズムも安定しているでしょうから、新しく迎えた子のお世話をする余裕も持ちやすいかと思います。
別に6歳でも7歳でも良いのですが、7歳以降はシニア期に入り病気も出やすくなってくる頃であり、さらに若い犬の相手をするにはしんどくなってくる可能性もあります。
とは言え、10歳を超えて寝てばかりになっていたワンちゃんが、新しく来た子犬に刺激を受けて元気になるパターンもありますので、絶対にこの年齢じゃないといけない!ということはありません。
飼い主さんご家族が置かれている状況の方が、影響が大きいです。
お世話をするのが1人なのか、家族みんなでなのか?も1人あたりにかかってくる時間、労力、心の余裕が変わりますね。
- 先住犬との暮らしが落ち着いていること
- 先住犬が闘病や介護中ではなく元気であり、家族も時間や体力、心に余裕のある時期であること
これらが当てはまれば、2頭目の子のしつけや2頭のお世話、2頭の関係性のフォローなどもできる元気が飼い主さんにもあると思います。
犬育ても体力勝負!
2頭になれば、お世話は2倍以上の負担になります。
最初から意気投合して仲良くしてくれるケースばかりではないことも、知っておきましょう。
飼い主さんがすでに手一杯のところにお迎えしてしまうと、可愛いけれど大変なことが多過ぎてしんどい…十分に時間を取ってあげられなくてごめんね…となってしまいやすいです。
迎える前には家族会議とシミュレーションをしてみて頂きたいです。