トイレのしつけのご相談はとても多いです。
一方で、特に困らず覚えてくれた~という方もおられます。
ワンちゃんの好み(どこでしたいか?)もお外派、お家派、一滴でも汚れていたら使いたくないこだわり派など、様々です。
また、生まれてから飼い主さんの元に来るまでの生活環境も大きく影響しています。
母犬や兄弟犬と一緒に、寝床から離れたトイレに行っていたのなら、お家でもそのような習慣は維持しやすいです。
一方で、寝床とトイレが同じスペースや、狭い環境で育っていて、無頓着にならざるを得ないことも。
お家に来てからも、ハウスから出してあげるタイミング、トイレに連れて行ってあげるタイミングがずれてしまって、トイレではない場所でしてしまう習慣になっている場合も多いです。
トイレのしつけが上手くいかない時は、いろいろな原因がありますが、分かりやすく教えてあげるポイントは共通していくつかあります。
- 失敗を叱らないこと(あぁ、また~と残念がるようなリアクションもしない)
- トイレのタイミングを把握していること(数日、いつに排泄するか記録をとってみましょう)
- トイレがしたい時に、トイレにいるように誘導してあげること(失敗のしようがないように管理します)
- 成功したときに、大喜びするような食べ物をあげて褒めること
この4つのポイントを押さえることで、成功確率はかなり上がります。
はじめは、タイミングを見てトイレに連れて行ってあげることからです。
人のオムツ外しと同じ感覚で、教えてあげましょう。