ワンちゃんにとって距離感は大事です。
人よりも相手との距離を意識しています。
無用なトラブルを避けるため、平和的に交流するために相手との距離を取るのはよく使われています。
もし、うちの子が他のワンちゃんが苦手、人が苦手、車が苦手など、何か特定のものが苦手だと分かっているのであれば、その対象と距離を取れる道を選んでお散歩をしたり、お出かけ先を選ぶようにしてみましょう。
距離を取れる=避けて通る
ではありません。
たとえば人が苦手だから、人に全く会わない時間を選んでお散歩をするのでは、人に慣れる機会も得られません。
もちろん、いきなり人通りの多い場所や時間帯に出かけていく必要はありませんが、苦手を完全に避けようとしなくてもいいです。
人に会うけれど、相手と距離を取れるのでそこまで動揺せずに相手を見ることができる。
このような距離感から始められると、安心できるので慣れてくれやすいです。
リードが短いと距離を取りたい時にも、すぐにリードが張ってしまい、逃げられないと精神的に追い詰められやすくなります。
そこからパニックの吠えや突進にも繋がりやすいので、ワンちゃんが自分で離れようとした時に離れられる余裕のある長さのリード(伸縮式のリードではなく、おすすめは3mの平リード)を使って広い場所で練習してみましょう。
また、ワンちゃんが相手から距離を取ろうとしていることに気づいて一緒に離れてあげたり、飼い主さんが離れるように促してあげることも助けになります。