お別れのあと

先日、長らくお世話になっているお客様のワンちゃんが亡くなりました。

我が家の犬や猫たちもそうですが、お別れは何度あっても辛く、その時は意外と前向きに過ごせていると思っても、心のダメージは深くあるものです。

シニアのワンちゃんも多くなり、もしもの時のご相談も増えています。

もしもの時、悲しみとパニックで冷静な判断はなかなかできません。

しかし、決めないといけないことは待ってくれず・・・

ワンちゃんが元気なうちから少しずつ考えたり準備をしておく、ペットの終活をおすすめします。

うちの子たちもお世話になっているペット霊園さんでも、生前見学をされています。

さぬき動物霊園

今回は、葬儀のときにこんなことをしてあげられるよ、という一例をご紹介しますね。

まず人でもよく言われますが遺影に使うペットの写真を用意されておくと慌てません。

写真立てもあるといいです。

棺は段ボールにシーツをかけて自作できます。

棺の中にはお花や好きだったごはん、おやつ、おもちゃ、その子の愛用品や家族の写真、手紙など、持って行かせてあげたいものを入れることが多いです。

ペット霊園で骨壺を購入できますが、自分で容器を用意して持っていくこともできます。

火葬前に、ヒゲや毛の一部を刈って残しておくこともできます。

その子の残した毛を心臓の位置にいれて、そっくりのぬいぐるみを作ってくれるサービスもあります。

一般的に、49日は自宅にお骨を置いておき、その後は納骨するかどうかですが、ご家庭によって様々です。

  • ずっとお骨を自宅に置いておく
  • お庭に埋めてあげる
  • ペット霊園の納骨堂に預ける
  • ペット霊園の合同墓に入れる

など、飼い主さんの自由です。

我が家は私しかお参りする人がいないので、合同墓に入れてもらえるようにお願いしました。

合同墓の良いところは、常に誰かがお参りされていてお花が絶えず、霊園の方も綺麗に管理して下さって、毎月法要もして下さっているので安心なところです。

お骨上げのときに、分骨して持ち帰ることもできます(後から納骨の時に分骨もできますが、最初から分けている方が大変でないと思います)

分骨カプセルなども売られていますので、しっぽの骨など小さなお骨を入れて肌身離さず持つこともできます。

また一部は自宅に、一部は49日経った後に納骨するということもできます。

詳しくはお願いしようと思っているペット霊園さんに、一度お話を聞いておくと安心です。

我が家は今は犬も猫もいませんが、人の終活で葬儀場に行って話を聞く機会が何度か続きました。

話を聞いたり、調べることで、また違った思いが出てきて、こういう風にしたいと考えが変わるものです。

ペットの場合も、あとで後悔のないように調べておくことは大切だと思います。

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