叱らないしつけは昔より広がってきました。
とても嬉しいことです。
一方で、叱らない=全てを許してしまって、ワンちゃんに振り回されて生活が大変になっているケースもよく見かけます。
子どもで考えてみると分かるのですが、子どもの言うことを全て聞いてあげていたら、大変なことになりませんか?
ごはんよりオヤツばかりを食べたがるでしょうし、夜も遅くまで起きてゲームをしているかもしれません。
静かにしないといけない場所でも走り回って迷惑をかけたり、危険な目に遭うことも。
安全の確保と、社会とお家のルールがあった上で、自由にできることは自由に楽しんでもらう。
そのようないい塩梅が必要です。
お子さんには言葉で諭すこともできますが、ワンちゃんには逆効果です。
しっかり止める、行かせない、その場から離れさせるなど、それはやめなさい!ということには毎回きちんと向き合って止めていく必要があります。
叱って一撃?!で終わらせるより、根気がいるかもしれませんね。
しつけをするというのは、毎日の一貫性をもった繰り返しの中で、それを守るのが当たり前になるという習慣でもあります。
叱らなくていいのですが、必要な時には止める!を根気よく続けていきましょう。