ハズバンダリートレーニングのすすめ〜犬と私261〜

ハズバンダリートレーニングのすすめ〜犬と私261〜

レッスンでは早い段階から

ハズバンダリートレーニングを行います。

ハズバンダリートレーニングは日本語では

受診動作訓練と訳されます。

 

お手入れや診察、ハーネスのつけ外しに

お散歩後の足拭きなど、暮らしの中で必要な

犬の身体に触れる場面は複数ありますが

ともすれば、犬は嫌がりやすい事ばかりです。

 

嫌がりやすい、苦手となりやすいことですが

どれも必要なことなので、犬に慣れてもらい

協力的になってもらう為に行うのが

ハズバンダリートレーニングです。

動物園や水族館でもハズトレ

動物園や水族館にいる動物たちも

健康管理のためにお手入れや検査、

必要な治療も行います。

 

その際に、今までは麻酔で眠らせないと

できなかったこと…

例えば採血などが動物の協力により

麻酔要らずでできるようになったとしたら

検査も必要な時にすぐに行えますし

身体の負担も減りますね。

 

キリンやパンダ、ライオンの採血

イルカの体温測定

レッサーパンダの歯磨き

モルモットの体重測定

羊の毛刈り

ヤマアラシのレントゲン!

など時に驚くような、いろいろな健康管理に

必要なことをハズバンダリートレーニングで

できるようになっています。

 

大牟田市動物園さんの

ハズバンダリートレーニングの様子が見られる

YouTubeチャンネルもオススメです。

 

福岡県にある大牟田市動物園

「動物福祉を伝える動物園」

というコンセプトで、日々動物たちの

生活の質の向上に取り組んでおられます。

私が今行きたい動物園、ナンバー1です。

犬や猫もハズトレを頑張りましょう

ライオンやヤマアラシも協力してくれるなら

伴侶動物と言われる犬や猫なら

もっとトレーニングは行いやすいはずです。

 

わざわざトレーニングをしなくても

だいたいがやらせてくれる

我慢してくれるのが

犬や猫ではないでしょうか?

 

でも、そこに人が甘えてしまわずに

少しでも不安や不快、恐怖、負担を減らせる

ハズバンダリートレーニングを行なって

安心してお手入れや検査、治療を

受けてもらえる方がいいですよね。

 

まずは、嫌なことを無理強いして行わない。

飼い主さんの手がやさしく良いものである。

そのような認識を犬に持ってもらうことが

はじめの一歩になります。

 

何をするにしても、

人の手が近づき、触れて、行うわけですから

その手が嫌なもの

警戒すべきものになっていたら

はじまりませんね。

 

だからこそ、しつけで叱らない

罰を与えないということが

ここでも繋がってきます。

まずは安心と信頼ができる存在だと思って

もらえる飼い主さんになることからですね。

 

子ども向けの本ですが、大人でも

犬や猫と暮らす人は読んでほしい本です。

プレミア価格になっていますので、

値下げされたら読んでみて下さい。

(または図書館にあるかも?です)

 

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