犬から学ぶこと~犬と私281~

犬から学ぶこと~犬と私281~

犬好きの皆さんは、犬の良いところを聞かれたら

いくつでもあげられると思います。

 

犬は人間社会で生きていますので

その中で上手く暮らしていけるように

人がしつけやトレーニングで教える側の立場ですが

反対に犬から教わることもたくさんあります。

ヒトはイヌのおかげで人間になった

9年前に出版された本のタイトルです。

人と犬は互いに学んでいてその中でも

犬の素晴らしい気質を人は身近で見てきています。

 

本で紹介されている【人と犬が互いに学んだ】こと

  • 寛容さ
  • やさしさ
  • 好奇心
  • パートナーシップ
  • 思いやり
  • 従順さ
  • 援助
  • 笑い

 

寛容さのところでは、

犬は人を見た目や地位、財産で判断しない。

子どもが犬を手荒に扱っても

大抵は※我慢して相手をしてくれる。

という話があげられていました。

(※だからと言って、子どもに犬を手荒に扱うことをよしとせず、やさしく触れ合うことを教えるべきですね)

 

確かに、寝起きのボサボサ頭でも

病み上がりのヘロヘロな状態でも

一緒に過ごせることがうれしい!というように

人の見た目に影響されずに受け入れてくれます。

 

これが人相手だと、家族同士でも見た目について

余計な一言が出るのではないでしょうか。

 

どんな自分であっても好きでいてくれるという

うちの子からの愛情を感じると

私たちも同じように犬を愛さずにはいられませんね。

 

犬はネオテニー(幼形成熟)という

大人になっても子どものころの性質が残ったままの

動物であると言われています。

(人もネオテニーだという説もあります)

 

そこからも、好奇心の高さや新しいもの好きなことが

人と犬の共通点として分かります。

 

私たちは大人になっても、友人と集い

趣味や娯楽を楽しみます。

家にいても、スマホにネットフリックスなど

飽きることなく、次から次へと新しいものを

見聞きして過ごしています。

 

当たり前ですが、人は自由に好奇心を満たす活動ができる訳です。

その点、犬はどうでしょうか?

犬も成犬になってもずっと新しいもの好きで好奇心旺盛です。

日々の変化や刺激が乏しければ、退屈を感じます。

 

しかし、人のように自由に好奇心を満たす活動ができません。

「ちょっと暇だから、散歩に行ってくるよ」

「暇だから、隣の犬と電話してたよ」

「今日は一日、犬向けテレビ番組を楽しんでたよ」

なんてことは、できないのですね。

 

著者は「外出時にはできるだけ犬を連れて行くのがよい」と

書いていましたが、日本で犬と暮らす方の多くは

平日は仕事ですので、退屈な時間が長くなってしまいます。

 

そうなると、朝一のお散歩の楽しみ方や

ご飯のあげ方の工夫。

目新しいおもちゃを導入することなど

その他にできることも併せて

好奇心を満たす方法を考えてあげたいです。

 

ぜひ昨日の記事も参考に見ていただいて、

うちの子に楽しい遊びを提供してあげてくださいね。

 

同じ著者の本です。

 

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