犬が楽しいお散歩にしよう〜犬と私325〜

犬が楽しいお散歩にしよう〜犬と私325〜

お散歩で人の真横にぴたりとくっついて

歩いてもらおうとすることに

頑張り過ぎている方はいませんか?

 

安全の確保をした上ですが

その安全な範囲であれば

犬は前へ行こうが、後に行こうが…

右へ左へ匂いのまま、気のままに歩くのは

別に構いません。

 

なぜなら私たちがお散歩で

気の向くままに道を変えたり

ウインドウショッピングであっちの店

こっちの店と気になるままに

足を進めたりするのと同じように…

 

犬も見えている景色や嗅いでいる匂いを

たどって、あちこちと興味が移り

それを調べるために歩くことが

大好きだからです。

 

犬のために行くお散歩ですから、

お散歩のコースや歩くスピードも

犬に合わせても大丈夫です。

 

時には今日は急ぐから、

こっちから帰らないといけないよ

と合わせてもらう日もありますし

向こうの犬は嫌がっているから

そばには行けないよという時もありますね。

 

そのような時に飼い主さんの誘導で

名残惜しいけどわかったよ…

とついてきてくれるような

お散歩ができるといいですね。

 

もし犬が行きたがる方向と反対へと移動を

促しても来てくれなかったり、

座り込んで動かない時に、行こう!という

言葉に反応してくれないのなら

それはお散歩の時だけでなく

お家の中からの関係性を見直す時です。

 

相互のコミュニケーションがきちんと

取れていて、お互いに話が通じるという

関係に近づくと、先程のような時にも

犬の方が譲ってくれるようになります。

 

そのためには普段の生活の中で

いつもいつも犬が人に合わせるのではなく

私たち人もできる範囲で犬に合わせて

あげられる事は人が譲る。

 

持ちつ持たれつ

お互いのニーズを満たしながら

お互いに譲り合いながら

一緒に暮らしていくそんな関係が大切です。

 

いつも命令ばかりしてくる。

こちらの話には聞く耳を持ってくれない。

相手に合わせてばかり。

そのような関係であれば、

相手の声に耳をすませたり

素直に言うことを聞こうとは思いませんね。

 

犬も同じです。

 

お母さんが言うから帰ろうかな。

お父さんが言うからついて行こうかな。

お姉ちゃんが言ってくれるから、そっちに行こうかな。

など、普段の関係性があってこその

いざと言う時に聞いてくれるかどうか?になります。

 

もちろん、飼い主さんの言葉かけや動きで行う

誘導にもコツがありますので、

それらを学ぶことも大切です。

 

しかし何より大切なのは

先ほどもお伝えした普段の関係性、

相手のことを聞きたくなるような関係であるか?

これにかかってくると思います。

 

うちの子の1番の理解者である

飼い主でいたいですね。

 

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