犬同士の挨拶〜犬と私401〜
お散歩で他のワンちゃんと出会った時。知り合いだったり、初めましてでもお互いに興味がありそう、相手の飼い主さんもニコニコされている…そのような場合はお互いに近づいてのご挨拶をすることがありますね。
犬同士が近づく時、お互いにドキドキしているものですが、少しでも交流が良いものになるように、ぜひリードを持つ人もできる手助けをしましょう。
楽しい交流のために、人ができること
- リードがなるべく張らないようにする
- 無理に近づけようとしない
- 相手の犬の目をじっと見ない
- ボディランゲージに注目する
- 人もリラックスする
リードがなるべく張らないようにすることは、とても大切です。リードが張っていて拘束感の強い状態での交流は、緊張も高まりやすいです。
うちの子が後退りをしたり、飼い主さんの後ろに隠れるのなら、隠れさせてあげてください。ほら、来てくれたよ。と言って無理に相手に近づけないように。
無理に近づけられても、余計に嫌になるばかりか、恐怖のあまり攻撃に転じる可能性もあります。
可愛い!と相手のワンちゃんの顔もじっと見たくなりますが、目を見つめないようにしてあげましょう。
人は目を見て話せ、と言われたりしますが、犬の世界は目はそらすのがマナーです。
交流中はうちの子と相手のワンちゃん。双方のボディランゲージを観察しましょう。片方が楽しんでいても、もう片方は楽しめていないこともあります。無理をさせずにお互いに良い形で終わりましょう。
うちの子大丈夫かな…と心配しながら、近づいたり交流しているのを見ていると、その不安な気持ちは犬に伝わります。
ニコニコ笑顔で大丈夫よ!と見守ってあげてくださいね。
ここまで読んで、犬と出会ったら近づいて挨拶をしないといけないのか!と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
出会っても挨拶することの方が珍しいと思いますし、それで大丈夫です。
元々、リード付きの交流は難しいところが多いものです。
無理に挨拶はしなくて良いですし、平常心で通り過ぎることができるか?という方が大切です。
もしタイミングが合って、交流することになったら、今日のポイントを思い出してみてくださいね。