誰も追い詰められない社会〜犬と私406〜

誰も追い詰められない社会〜406〜

 

混雑する店内で、だだをこねている小さなお子さん。

ママさんの叱る声がだんだん大きくなり、周りの注目を浴びています。

また別のところでは、お子さんを3人連れたママさん。1番下のお子さんが、フラフラっと歩いて行ってしまいました。

それを見て、危ないからちゃんと見てくださいよ!と大声で怒鳴るおじさん。

「すいません💦」と慌てて子どもを迎えに行くママさん。その後も、じっとできないお子さんにイライラしています。

なんだろう…とってもモヤモヤしました。

もっと周りの目が寛容だったら、言い方がもう少し優しかったら違ったのじゃないかな…

人に迷惑をかけてはダメ。

きちんと躾をしないとダメ。

たしかに間違っていません。でも、まだ求められるほどは上手くできない年齢や発達状況かもしれませんし、練習中かも。

ママさん1人で見ないといけない、仕方ない状況だったのかも。

人に迷惑をかけるようなことをしてはダメとよく言われますが、気をつけていても、人生どこかで誰かには迷惑をかけてしまう。

だから、みんなが誰かに助けてもらって、みんなが誰かをできる時に助ける。

そんなやさしい世の中になれば、生きやすさに繋がると思います。

許さない心は自分も苦しめるはず…

今日の話はお子さんとママの話でしたが、犬と飼い主さんでも同じケースがよくあります。

追い詰められたママさんや飼い主さんの先に、お子さんや犬がいます。

ママさんや飼い主さんを正論で追い詰めて、その苦しさの行き先が、ご本人やお子さん、犬に向かわないように願っています。

 

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