足元に注意~犬と私781~
フローリングで歩いている時に、カチャカチャ爪の音が鳴る。
親指(狼爪)がある。床で滑っている。
このような場合は、定期的に足元チェックをしてあげましょう。
しっかりお散歩をして爪が削れていたとしても、狼爪は地面に接触しないので伸び放題です。
またお散歩をよくするワンちゃんでも、体重が軽い子は思ったほど削れないものです。
爪が全体的に伸びて地面に接触し、さらに伸びて横に傾いていたり、狼爪がアンモナイトのように巻いて肉球に刺さっていることも、珍しくはありません。時々目にする光景です。
爪が伸びていると肉球を地面にしっかりつけて踏ん張ることができず、滑りやすかったり、足の筋肉の使い方、歩き方にも影響してきます。
爪は大丈夫でも、肉球の間の毛が伸びて滑っている子もいます。
また、肉球自体が乾燥していたり、ひび割れていることもあります。今の寒い時期や、潤いが少なくなってくるシニア犬は特に肉球のケアをしてあげましょう。専用のオイルやクリームを塗って、軽くマッサージもしてあげると血流も良くなります。
爪切りと肉球の間の毛を切ることは、月に1回、トリマーさんにお願いしましょう。
お家でもできますが、嫌がって傷つけやすい場所でもありますので、特に子犬のうちはプロにお願いした方がいいです。
歩き方に影響するということは、姿勢やバランスにも影響します。
転びやすさにも影響して、怪我の危険性も上がります。見落としがちなケアですが、ぜひ毎月のチェックをお願いしたいです。お手入れの時、チェックする時は無理やりしないようにもお願いします。