いつも安定している人~犬と私793~
うちの子と良い関係をつくるために、日々のお世話で格闘しないことが大切です。
お散歩のハーネスの付け外し、帰ってきて足を拭くときも、嫌がって暴れるのをじっとして!と言いながらやってしまう。これが日々繰り返される格闘です。
また、嫌がることをそのままやってしまうだけでなく、驚かしたり、からかって遊んだり、態度がコロコロ変わるのも犬には大きな不安要素になります。
私たちも同じで、安心できる場所なはずのお家なのに、びっくりすることが多かったり、一緒に住む人の機嫌次第で言うことが変わるのはとてもストレスですよね。
嫌いにならなくても、今は機嫌は大丈夫かな?と気を遣う関係になってしまいます。無条件で安心して接することができないということです。
これでは気を遣う側がしんどい思いをすることもありますし、お互いに良い関係とは言えません。
気を遣ってもらっている側は、案外無意識で自分の言動の違いに気づいていないことも多いです。
また、不機嫌になることで自分の思うどおりになるというメリットを得ている可能性もあります。
誰しも忙しかったり、外で嫌なことがあったり、体調が悪い時があります。
いつでも聖人君主のようにはいかないものですが、余裕がなくなってワンちゃんにイライラしてしまう前に、自分にとってのストレス解消法を試したり、スケジュールを見直して余裕をつくる、助けを借りるなど、できる対策をしたいですね。
ストレスに対処するという意味の「ストレスコーピング」を学ぶのもおすすめです。
うちの子のためにも、まずは飼い主さんが幸せでいることですね。