しつけの方法に悩んだら

こんにちは!

たんぽぽドッグスクールの中谷です。

犬のしつけやトレーニング

様々な情報が溢れていて、どれがいいのか分からなくなっていませんか?

命あるものに対して行うことですので、簡単に片っ端から試してみるわけにもいきませんね。

迷ったときの参考にして頂きたいポイントをご紹介します。

その方法は犬の心身を傷つけませんか?

吠える、うなる、咬みつく、お散歩で引っ張るなどの困った行動を改善するために行うしつけで、下記のような方法を聞いた事がありませんか?

  • リードショック
  • マズルを握る
  • ひっくり返して押さえつける
  • 長時間無視する(愛情遮断)
  • 大きな音で驚かせる(天罰方式)

これらの方法を試して、実際に困った行動が改善したように見えるかもしれません。

しかし、その効果は一時的であったり、別の問題が出てきてしまうことが多いです。

例えば、甘噛みをした時にはマズルを握って叱る。

マズルを握られることが痛い、怖い、嫌だとわんこさんが感じれば、甘噛みは減るかもしれません。

しかし同時に、顔に向かって手が伸びてきたらまた握られるかも!と警戒し、

自分の身を守る為に逃げたり、うなったり、噛んだりするしかなくなる...

と追いつめられた状態にならないでしょうか?

自分が同じ方法をされても相手のことを信用し続けることができますか?わんこさんの身体や心を痛めつける方法でありませんか?

 

何をして欲しいのか伝えていますか?

困る行動をやめてほしい。という所からしつけやトレーニングに取り組むことも多いですね。

その時に、何かをやめて欲しいということに注目すると、叱ってやめさせようという風になりがちです。

わんこさんからすると、ただ犬らしくふるまっているだけで、飼い主さんを困らせようとしている訳ではない、飼い主さんが何をして欲しいと思っているのか分かっていないのかもしれません。

  • 甘噛みしないで欲しい→何を噛めばいいのか教えてね
  • トイレの失敗をしないで欲しい→どこにトイレをすれば良いのか教えてよ
人間関係でも言えることですが、正しく相手に伝える努力をしないと分かりあうことは難しいです。種が違う人間と犬ですと、さらにわんこさんに分かりやすく伝える方法を考えることが大切ですね。

まとめ

痛みや不快な嫌悪刺激を使わず、分かりやすくて楽しい、うれしい、安心といった快を感じられる方法であること。

しつけやトレーニングを通じて、飼い主さんとの絆が深まるような方法を選びたいですね。

もっと知りたい方へ。体罰の定義や副作用について詳しく書かれている、日本行動分析学会の体罰に反対する声明がおすすめです!

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