今日はさぬき動物愛護センター(通称:しっぽの森)に行ってきました。
人馴れしていない、怖がりさんな犬も多く、その子たちの社会化のお手伝いに行っています。
怖がりさんであっても、毎日お世話をしてくれるスタッフさんには馴れて、甘えるそぶりをみせる子も多いです。
しかし、スタッフさん以外の人だと緊張が走ってしまう・・・ということで、他人に馴れる練習でボランティアサポーターさんがいます。
今日もなんとかオヤツは食べてくれるけれど、しっぽは下がり気味・・・なワンちゃんがいました。
あるスタッフさんが近くに来てくれて、そのワンちゃんも自ら近寄りしっぽをフリフリ。
スタッフさんはお仕事ですぐに戻られたのですが、その後もワンちゃんはしっぽが上がったままで、急に地面のにおいもしっかり嗅ぐようになって、おしっこもしました。
これは、におい嗅ぎをすること、排泄することもできる気持ちの余裕が出てきたということです。
ほんの一瞬の懐いているスタッフさんとの触れ合いで、ここまで様子が変わるとは、ワンちゃんの気持ちが安心できることが本当に大事だと改めて感じました。
頻繁に会えない私は、なかなかスタッフさんのような存在にはなれませんが、新しい飼い主さんと出会えたら、きっとその方との絆は深いものとなるでしょう。
保護犬に限らず、全てのワンちゃんには飼い主さんが心の拠り所です。
気持ちの立て直し、安心できてまた挑戦できる勇気をもらえる。
見守ってくれているから、外に向かえる・・・このような犬にとっての安心の存在であれるようにいたいですね。