気持ちの立て直し〜犬と私842〜
自分で考えてもらうトレーニングをしていると、ワンちゃんの精神面の成長がよく分かります。
始めの頃は分からなくなると、座り込んで動かなくなってしまったり、集中力が切れてしまって、よそ事をしてしまったり、自分の思うことに固執して同じ間違いを何度も繰り返してしまったりする様子が見られます。
そんな様子も、成長とともに「諦め、注意散漫、意地になる」といったことが減ってきて、「試行錯誤、チャレンジ、集中、臨機応変」といった様子に変わってきます。
ちょうど、我が家の下の子ども（幼稚園年少さん）がこの1年間で身につけてきたことに似ています。
幼稚園の活動で間違ったり失敗することがとても嫌だったようで、よく泣いてしまっていたそうです。真面目に頑張るが故の、できなかった時のショックだったようです。
それが1年経って泣くことはなくなり、悔しそうにしながらも困っていることを先生に自ら言えるようになったとか。
気持ちの立て直し力が伸びてきた証拠だと、嬉しく思いました。
ワンちゃんも冒頭でご紹介しましたように、成長に伴って気持ちの立て直しができるようになっているのをよく感じます。
これは何かあった時にも強く、本人の生きる力、生きやすさにも繋がります（へこたれないって、大事ですよね！）
自らの力で諦めずに粘り強くチャレンジすること。
この先にできた！の自信もついてきます。
できた時のワンちゃんたちのドヤ！という良い顔を見ながら、私も嬉しく思うのでした。
