いつでもどこでもできる〜犬と私616〜
オスワリやマテ、オイデ、ハウスなど、基本的な動作がいつでも、どこでも、どんな状況でもできるといいですね。
オヤツがあればできる。
お家の中であればできる。
特定の家族だとできる。
など、最初は条件付きのできるであります。
そこから、条件が取り払われて、どんな時でもできるに変わるには何が必要でしょうか?
そのヒントは犬はよく区別をする動物であるということです。
区別をよくし、ちょっとした違いにもいち早く気づきます。
そのため、違う人の指示である。
状況がいつもと違う。
いつもの時間ではない。
いつものオヤツが手に持っていない。
など、少しでも違いがあると、同じと見なすことは難しくなってできなくなります。
同じと見なしてもらう
これこそが、どんな時でもできるためのキーワードです。
練習のプラン
いろいろなパターンでの練習をすることで、どんな状況であってもできることに繋がります。
指示を出す人を変える。部屋を変える。姿勢を変える。目線を変える。時間帯を変える。
いつも同じ時間に同じ流れで練習をしているのであれば、そこから変えてみましょう。
ある程度場数を経験すると、次に新しい状況になっても「いつものあれね!」と同じと見なしてくれやすくなります。
3パターンの練習で、そうなる子もいれば、10パターン必要な子もいますし、それ以上の変化の中で練習をしないと、なかなか難しい場合もあります。
また、オスワリの意味は分かっていても、言われたその状況が落ち着かなくて、座るどころではない💦ということもありますね。
その場合は、その落ち着かない状況に慣れる練習の方が先になります。
1つの環境でできたら、次はどんなパターンにしようかな?とゲーム感覚で一緒に楽しく練習してみてくださいね。
うちの子にとって、1番難しい環境はどんなものでしょうか?
インターホンが鳴った時?
救急車が通り過ぎて行く時?
お散歩中に猫に会った時?
最終目標は、その難しい状況でもできるようになることですが、まずは簡単なところから、練習を進めていきましょう!