昨日の続きです。
問題行動を単純にダメだと叱って対応するのではなく、行動の理由を知ってそれをなるべく叶えてあげられる方法を考えてあげたいです。
その時に、困る行動で叶えようとされるので人も困って問題行動だと感じます。
例えば、吠えて吠えて遊んでほしいと言われてしまうと、困ってしまいますね。
吠えるのではなく、飼い主さんが困らない行動で遊んでほしいと言ってくれたらいいわけです。
奥田先生の本では「別の許せる行動」に気づいてあげようと言われています。
世界に1つだけの子育ての教科書 奥田健次(著)
先ほどの話では、たとえば吠えるのではなく「自分のおもちゃで遊ぶ」と飼い主さんが遊んでくれるという流れに変えてしまいます。
「自分のおもちゃで遊ぶ」という飼い主さんが困らない行動、別の許せる行動でも、ワンちゃんの欲しい結果が得られるなら、ワンちゃんもそれで良くて、人も困らず助かる。
お互いにWIN-WINです。
ここでのワンちゃんの困らない行動は、おもちゃで遊ぶ以外にも、飼い主さんの近くに来ておすわりする、おもちゃ箱の前に行く、など自然とワンちゃんが多くする行動から選んで大丈夫です。
大事なことは、この行動でワンちゃんの遊びたい気持ちを伝えてもらうと決めたら、飼い主さんも毎回その行動に応えてあげることです。