厚生労働省による「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」によれば、
「しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばし、社会において自律した生活を送れるように、子どもをサポートして社会性を育む行為である」と言われています。
これは犬のしつけでも同じです。
体罰はやむを得ないことではなく、本当に罰を与えないといけないのか?を考えたいです。
言葉で言っても分からないから、痛みを伴う方が理解する。というのも間違いです。
体罰が効果的に思えても、それは痛みや恐怖を避けるために起こった変化ですから、どう行動すればよかったのか?を理解して学習しているわけではありません。
またワンちゃんの健全な成長や発達にも悪影響を与えますし、安心感や信頼感からも遠ざかる行為です。
しつけをする時は、うちの子に合う方法で、穏やかに、分かりやすく伝えましょう。
教える側が落ち着いていることも大切です。