もしものホテルどうする?

ワンちゃんの一生の中で、家族以外の人にお世話を頼む機会は1度や2度は出てきそうです。

冠婚葬祭、家族の怪我、病気、入院、介護。

子どもの進学での引っ越し手伝いや、孫が生まれるときにお手伝いに行くこともあるかもしれません。

予め予定が分かっているとまだいいのですが、急な怪我や病気でお世話ができなくなったときは、ドタバタになります。

もちろん、一番大変な思いをするのはワンちゃんです。

初めての場所、人、慣れない環境で緊張が高まり、

  • 飲食できない
  • トイレも我慢してしまう
  • 眠ることもできない
  • 震えてしまう
  • ずっと吠えてしまう
  • 扉をガリガリしてしまう
  • お散歩に出ると帰りたくて必死で脱走が心配

等々・・・とても可哀想な状態でホテルでの時間を過ごすはめになることも。

お迎え後も、体調を崩したり飼い主さんとの関係が悪化するケースもありますので、言葉で説明できない分、入念な準備が必要だと感じます。

(いついつに、お迎えに来るからね!ということもワンちゃんには分からず、もしかしたらもう二度と会えないと絶望しているのかもしれません)

ホテルに預ける予定がなくても、もしもに備えて離れて過ごす練習をすることをおすすめしています。

最初はお泊まりではなく、飼い主さんと一緒にお店に行ってみる、次は短時間のお預かりから・・・など慎重に段階を踏んで練習してみましょう。

うちの子の性格が、敏感さんである、他人やお家以外の場所に慣れにくいと感じている場合は、無理にペットホテルに預ける練習をしなくても大丈夫です。

その場合は、お家に来てもらえるペットシッターさんがおすすめです。

飼い主さんが在宅時にシッターさんに来てもらって様子を見たり、数時間の留守時にお世話をお願いしてみることもできます。

生活の基本、食べる、飲む、排泄する、眠るが安心してできるように。

それにプラスして、遊べる、お散歩を楽しめる、リラックスできる、お世話をしてくれる人に甘えられる、までできていると、ワンちゃんの負担も少なくお泊まりができます。

それでも、やっぱり飼い主さんとお家が一番!というのは全てのワンちゃんに共通することですね。

 

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