子どもがお散歩は大丈夫?〜犬と私623〜
お子さんがリードを持って犬のお散歩をする。
子どもだけでお散歩に連れて行く。
これらは大丈夫ですか?と聞かれることがありますが、ワンちゃんとお子さんの状況によります。
力問題
小型犬でも5kgを超えてくると、引っ張る力も強くなってきて、引っ張られて転ぶ、リードを離してしまうことがあります。
ワンちゃんの大きさと、引っ張る強さ、お散歩コースの危険度(交通量が多いかどうか)、お散歩ですれ違う人や犬、車へ反応するかどうか?といった、様々な面から考えて、安全にお散歩できそうなら、大丈夫です。
しかし、未就学児や小学校低学年のお子さんの場合は、上記の問題がクリアであっても、危ないのではないかな?と思います。
リードを持ちたがる問題
お子さんはワンちゃんのリードを持ちたい!とよく言いますよね。我が家もそうでした。
そのような場合はダブルリードで、親と子どもが一本ずつ持っているようにしました。
また、ダブルリードであっても、リードを持てる場所は公園など車が来ない場所でのみオッケーにしていましたよ。
お子さんに持たせてあげるリードは長いリード(伸縮式ではなく、1本のロングリード)にしてあげると、引っ張られて転んだり、反対に犬を引きずることもなく、お散歩できます。
犬も楽しめるお散歩にする
犬も楽しめるお散歩にする、は当たり前のようですが、忘れがちなことでもあります。
犬のためのお散歩なんだから、当たり前でしょ!と思いますか?
しかし、決まったコースを歩くこと、決まった時間歩くこと。お散歩でトイレをすますこと。
それだけを目的にひたすら一定に歩き続け、立ち止まったり、たまには道を変えたりすることもなく、犬の様子はあまり気にかけていないお散歩になってしまっている方が時々おられます。
小さなお子さんがリードを持つと、あっちへこっちへと引っ張られて、苦しかったり、あそこのにおいを嗅ぎたいのに…おしっこ出てるんだけど…💦なんて、ことにもなりやすいです。
いろいろなことを考えると、お子さんが安全管理ができて、犬の様子も読み取れるようになるには、小学校高学年や中学生以降になりそうですね。
みんなが楽しく、安全にお散歩ができるように、親御さんがサポートしてあげていただきたいです。