不完全さも愛する〜犬と私243〜
今日はお昼からスマホの写真の整理をしていました。
膨大な写真とビデオのデータのバックアップを取りながら、
数年前の日々を振り返ると懐かしさでいっぱいでした。
理想を押しつけない大切さ
自分の欲に気をつけたい
生まれて間もないころから、成犬になるまで。
見た目の成長はもちろんですが、
行動や精神面の成長も大きいですよね。
昔に悩んでいたことが、今は問題なくなり
それでもまた新たな悩みが出てきたりして
常に何かしら、いろいろある…
それはうちの子の問題であったり
飼い主さんの問題であったり。
生きているといろいろある。
まさかこの数ヶ月先には自由に出歩くことも
憚れるような世界になるなんて…
2020年のお正月の写真を見て改めて思いました。
コロナウイルスが出てきてからは
今までにない暮らしになってしまいましたね。
うちの子のこと、自分のこと、周りのこと
どれも問題にばかり注目して
それを直そうと完璧を目指そうとしてしまうと
苦しくなってしまいます。
常に人には欲があり、
それを良い方向に使えると
大きな頑張る力になったりしますが
悪い方向に使ってしまうと
自分や相手を苦しめます。
犬のしつけで悩んでいる時なら
犬を悪者にしやすく、こうあらねばならないと
理想を押しつけてしまう危険性があります。
そこに飼い主としての欲が発生していないか？
犬を苦しめていないか？
思い通りになることをよしとしていないか？
立ち止まって自問自答する時間を大切にしたいですね。
これは相手が犬の場合だけでなく、子ども、
パートナー、同僚、友人、どんな関係にも
自分に対してもあてはまり、気をつけたいことです。
不完全もよしと思えると、相手だけでなく
自分の気持ちも楽になります。
写真を振り返りながら
うちの子たち（子ども、犬、猫）や家族
その時々にご一緒させていただいた
ワンちゃん、飼い主さんたち。
出会えたご縁に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
