痛い甘噛みと上手に付き合う〜犬と私651〜

痛い甘噛みと上手に付き合う〜犬と私651〜

子犬の飼い主さんから、甘噛みが痛すぎて怪我をするレベルだというお悩みが届きます。

実際に手や腕が傷だらけの方も。

あまりにも痛いし、怖くなってきて、口元を握って叱ったら余計に逆上してきた…というお話もよくあります。

どれだけ痛くても、傷になっても、子犬が遊ぼう!と噛んでいるなら、それは力加減を知らないだけか、あまりにも興奮してしまっているだけで、人を攻撃する気はありません。

遊ぼう!とやってきている子犬に、ダメ!と大きな声で驚かせたり、口元を握ったりひっくり返して押さえつけて、痛みや不安を与えてしまったら…

子犬のはじめの遊びたい気持ちはどこかに行ってしまい、恐怖や不安、警戒からの防衛心が高まった状態になってしまいます。

そうなると、次に出てしまった噛みつきは甘噛みとは意味が違います。

子犬が身を守るために噛んでいるのです。

これこそが、犬と暮らしはじめて早い段階で気持ちのすれ違う原因の1つになります。

無邪気に遊ぼう!と来てくれていた子犬が、警戒心を持ってしまう…

これはとても悲しいことです。

ぜひ、甘噛みにお悩みの飼い主さんは、犬との上手な遊び方、人の手足を噛まないルールの教え方、暮らしやすい環境の作り方のアドバイスをプロに受けてみてくださいね。

このようなパペットを使って十分に遊んであげましょう!

 

 

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