犬付き合いあれこれ〜犬と私733〜
犬同士の交流を見ていると、人間関係と同様、様々な様子が見られます。
熱烈な片思い⁉️
夢中になって相手について行く子。
友達作りが上手な子。
プレイバウ(お尻を高く上げて、上半身は伏せのような姿勢)で遊ぼう!と誘う子。
地面をくんくん、顔は相手と反対を向いて…
落ち着いてくださいよ、押しの強さは結構ですと言っている子。
お鼻で相手の身体をツンツン。遊ぼう!こっち向いて!と誘う様子も見られます。
両思いだといいのですが、挨拶だけで結構です。の子に対して遊ぼう遊ぼう!と押しが強かったり。
近寄らないで!と言っている子と、どうもどうも、こんにちは〜とお構いなしで近づく子など。
組み合わせによっては、トラブルになりやすいです。
犬同士のコミュニケーションでは、ボディランゲージでいろいろなサインが出ています。
読み取れないのか?
読み取っても自分の気持ちが優先なのか?
どちらのケースもあるでしょう。
このサインを読み取って、きちんと相手の気持ちを受け取ってから、自分がどう振る舞うか?が上手くできる子は、少ないです。
子どもや大人でも、難しいことですから、ワンちゃんたちも経験から学んだり、人が介入して止めることで覚えてもらう必要があります。
思春期のワンちゃんがトラブルになりやすいのは、男の子→男の子の場合はお互いに威勢を張っていることも原因の1つです。
内心はまだまだ子どもですから、不安があるのに強がっている状態。
また、男の子→女の子の場合は、去勢をしていても女の子だ✨とお尻を追いかけ回すこともあります。
そうすると、女の子はやめてよ!と怒るか、怒れない子は逃げ回ることになります(大抵の女子は強いようですが)
女の子→女の子は、お互いに挨拶をしたら特にその後は近づくこともなくドライな関係も見られます。
そして中にはライバル心?で、一方の子が可愛がられていると、私も!!というアピールをすることもままあります。
犬の数だけ、いろいろな付き合いが生まれていますが、全体的に交流下手な子の方が多いということは理解した上で、犬同士に任せ過ぎないことが大切ですね。
子犬のうちからいろいろな経験を積んで、良いお友達、良い先輩、頼れる飼い主さんに恵まれたワンちゃんはラッキーです。
ぜひ今度は良い先輩になって、子犬の相手をしてあげてほしいと思います。
怖がる、吠える、遊ばない、遊びたがるけど相手にされない…
このようなお悩みもよくありますが、犬だから犬同士で仲良く遊ばなければならない、ということはありません。
1番は飼い主さんご家族と仲良く楽しく暮らせること。
その上で、直接交流しなくても、お散歩でのにおい嗅ぎでの交流や、付かず離れずの一緒のお散歩ができる仲間が見つかったらいいですね。