犬語図鑑~犬と私749~
先日もご紹介しましたリリー・チンさんの犬語図鑑。
可愛いイラストで楽しく、そしてとても大切な犬の気持ちを学べます。
著者が愛犬とのトレーニングの様子を撮ったビデオを見ている時に、愛犬が出す不快なサイン(あくびをする、唇をなめる)に気づいたそうです。それは首輪をぐいっと引いた時に出たサインでした。
それに気づくまでは、ビデオを見てもトレーニングの出来(オスワリができているか?)ばかり気になって、愛犬の様子やその気持ちに気づいていなかったとのこと。
これは過去の私も同様です。
オスワリと言ったらオスワリしてくれたか?という言うことを聞いてくれたかばかりに注意がいって、犬の気持ちは後回しでした。
このことに気づいてからは後悔と反省ばかり。
訳者の方も巻末で書かれていますが、どんなに申し訳なく思っても過去を変えることはできません。今日から実践して、未来を変えていけばいいと。
そう思って私も叱らない、動物福祉に配慮することに重きを置いたトレーニングに変えてやってきました(そう決意してから13年経ちます)
犬と暮らしている人はもちろん、犬と暮らしていない人にも知って頂きたい内容です。
みんなが知っていれば、咬まれる事故も減るはずです。
咬むところまで追い詰めないように。ボディランゲージの意味をしっていれば、それが可能になります。
当スクールでも、必読書としてオススメしていこうと思います!