心構えと覚悟〜犬と私838〜
周りにシニアのワンちゃんが増えて、病気、介護のご相談も増えています。
今までのように食べられない、トイレができない、お散歩で歩けない、見えない、聞こえない…
老化や病気により、様々な変化があって、それに飼い主さんは戸惑い、悩み、悲しみます。
私も犬3頭、猫2匹を見送ってきて、みんな違う最後の迎え方でした。
苦しまずに、最後までその子らしく暮らしてくれて、ピンピンコロリが本当の願い。
これは皆さん同じですね。
しかし、辛い闘病の日々を過ごしてのお別れもあり、心が痛むものです。
どこまで治療をするのか?
その選択も飼い主さんに任されています。
うちの子の性格が分かっている飼い主さんだからこそ、悩みに悩んで出した答え。
どんな答えを出しても、後悔はゼロにはできないと思います。それでも、なるべく後悔を少なくできるよう、やれる事をやってあげる日々ですね。
痛がる、苦しむのも見ていて辛いですが、食べないお悩み苦しいものです。
元気な若いうちから、様々な食品、形状(スープ、お粥状、カリカリ)を食べ慣れていることは、いざという時に助けになります。
考えたくないですが、いざというときの情報を集めておくこと、学んでおくことも大事ですね。
こちらの本は、うちの子ががんで闘病中に参考になった本です。
長生きになったからこそ、癌や様々な病気が増えています。
今の日々を大切に。そして、もしもの時は泣いても頼れる飼い主であり続けられるようにいたいですね。