犬の複雑な心境~犬と私839~
犬のボディランゲージを見ていると、感情豊かであり、様々な思いが交錯しているのが分かります。
フレンドリーに挨拶に来てくれた時も、100%嬉しい!という子もいれば、ちょっと緊張もしてるよ・・・、この人大丈夫かな?と不安と警戒を抱えている場合も。
犬同士の交流でも、遊びたい!ねぇ、遊ぼうよ!と100%の遊びたい気持ちで向き合っている子もいれば、興味はあるけど怖いかも・・・遊びたいけど、どうしたらいいの?と怖い気持ち半分な場合も見られます。
このように、1つの感情が100%でない場合、その矛盾する気持ちがボディランゲージにも表れていて、正反対の意味を伝えるものが組み合わさっている時があります。
相手に背を向けてそっぽを向いているワンちゃんを、無理やりみんなの方に向き直すように動かそうとしたり、
そっぽを向いているワンちゃんに後ろから自分の犬を近づけないなど、ボディランゲージを知っていれば、犬の気持ちを尊重することができます(それがトラブル防止にも繋がります)
飼い主さんがワンちゃんと接するとき。どのようなボディランゲージをしているか、見ながら接してみましょう。
何気なくしていることも、これは嫌だったんだ!と気づくことができるかもしれません。気づいたら、なるべく嫌がらない方法に変えてみてくださいね。