快適温度~犬と私965~
暑い日が続きます。
ワンちゃんの熱中症対策は、お散歩やお出かけの時だけでなく、お家の中でも気になりますね。
熱中症にならなくても、じわじわと暑さが体力を奪っていて、秋に体調を崩す子も多いです。
エアコンをつけているから大丈夫!と安心せずに、日々の温度・湿度管理とワンちゃんの実際の様子を見ての調整も必要です。
ご存じだと思いますが、ワンちゃんは人のように汗をかきませんので(汗をかくのは肉球くらい)、いくら風通しが良くても、扇風機やサーキュレーターがついていたとしても、温度や湿度が高いと涼しくなりません。
今の日本の暑さでは、エアコンにプラスして扇風機やサーキュレーターで調整するのがおすすめです。
エアコンをかけた部屋で一つ屋根の下、寒いと感じる人もいれば、暑いと感じる人もいる。
体感温度はまた個人差があります。
ワンちゃんもその点は同じです。いくら飼い主さんが涼しいと思っていても、ワンちゃんはまだ暑いと感じているかもしれませんし、こちらのワンちゃんには快適でも、もう一頭の子には寒すぎることもあります。
そこで大切になってくるのが「ワンちゃんの実際の様子」です。
耳の内側、太ももの内側、足先など、毛が薄い部分を触ってみて体温を感じてみましょう。
また、耳の内側は色も確認しやすいですね。運動後など熱くなって、いつもより赤くなっていることも確認できるかもしれません。
普段から、様々なタイミングで見ていると、いつもより暑いや寒いも分かってあげられます。
また、寝相もポイントです。
暑くて伸びきって寝ている。
冷たい床を探して寝ている。
反対に丸まって小さくなって寝ているのなら、寒そうですよね。
呼吸の速さも注目ポイントです。
寝ていてリラックスしているはずなのに、お腹の上下するスピードが速くありませんか?
こちらも普段から観察していると、いつもより呼吸が荒いかどうかが分かります。
時にはエアコンの温度設定はワンちゃんに合わせて、人は一枚羽織ることが必要な場合も。
一緒に元気に夏を楽しめるように、うちの子の快適温度を探ってあげましょう。