犬と私 104 みんな違ってみんないい
2頭目や3頭目で、新しくワンちゃんを迎えられた時に、前の子とは違う…と悩んでしまうことはありませんか?
前のワンちゃんが、比較的大人しめの子で、新しい子がやんちゃだと、余計にそのようなお悩みが出てくるようです。
例えば、甘噛みが痛すぎるとか、飛びつきが激しすぎるとか、よく吠えるなど。
特に甘噛みが血が出るほどだったりすると、触るのも怖くなったりして、深刻な悩みになることもあります。
犬種的に甘噛みが激しいことの多い子もいますし、その子の身体の大きさで、同じいたずらでも家具への被害が激しいこともあります。
前の子はそんなことなかったのに…とついつい比べて考え始めてしまうと、悪いことばかり目につくようになってしまったり。
そうなると、余計にしんどいですし、何も解決には繋がりませんので、ちょっと一息入れて、考えを切り替えてみませんか?
私たち人間も全く同じ性格の人がいないように、ワンちゃん達も例え兄弟姉妹でも、全てが同じはなかなかありません。
盲導犬や介助犬になるワンちゃんも、大人しく仕事に向いている性格の両親や祖父母、その前の代までと、代々適性がある子を選んで繁殖していますが、実際に生まれてきた子犬の中で、盲導犬や介助犬になれるのは、ほんの一握りです。
我が家の3人の子ども達も、それぞれが全く違う個性を持っています。
犬でも人でも、育てやすさで言えば、大人しく言うことを聞いてくれる子が育てやすいのかもしれません。
しかしその良い子が、親や飼い主にとっての都合の良い子像の押し付けになっていないかは、気をつけたいことです。
社会で生きていくために、ルールを守れるようになる。
ということと、
親(飼い主)の希望の通りに動く。
は違いますよね。
そこの境界線を間違わないようにしたいと思いながら、子育てでは、どうしてこうなるかな〜と頭を悩ませることも多いこの頃です。
(小学生になるともっと大変!と先輩ママさん達に言われていた事がよく分かるようになりました)
いつも同じ結論になっている気がしますが、悩んだら、深刻になりすぎてしんどくなる前に、誰かに相談…できれば、同じ経験者である先輩やプロに相談できるといいですね。
私も子育てでは、先輩ママさん、専門の先生にアドバイスをもらいながら、乗り切っています。